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電動アシスト自転車にした経緯、感想 [自転車]

今日は今の生活にたどり着くまでの経緯みたいなのも含めて、電動アシスト自転車に至る流れなんかを書いておこうと思う。

前に勤めてた会社も前の住まいから5km程度だったのもあってTransit Compactで通ってた。これもかなりいじってたのでそれなりに快適だったし、それほど坂もなかったからなんとかなってた。でもやっぱりあったかくなると会社につくころには汗ばんで、夏なんかもう汗が引くまで1時間くらいかかった。適度に継続しやすい運動と移動効率を考えて電動がほしいとは思ってた。電動バイクはやっぱり「バイク」であって「原付」なんだよね。ってことは、昔さんざん経験したように、ノルマに追われた警察官たちの格好の餌食にもなりうる。自転車は専用の区分があったり、駐車車両を避けて歩道にあがったりもできる上に一方通行もほとんど「自転車を除く」だし常識の範囲で使ってる限りは違反とかもしないで済むし、事故の加害者になることも少ないはず。それまで自転車に乗ってても、こちらが加害者になることはなかったし、何かあるとすれば正面から横に並んで走ってくる親子の自転車がそのまま突っ込んでくるとか、携帯でメールしながらライトも付けずに突っ込んでくる高校生とか、そのくらいだった。この相手は危ない!と感じたら停止して、気づかないようなら「前みて走って!」って声をかけることで回避できてた。そのくらい自転車の効率良さについては実感して生活をしていたので、移動範囲とバッテリーの容量が合えば電動アシスト自転車はおそらく最強の交通手段になると確信してたわけね。

とにかく電動アシスト自転車はずっと興味があって、ヤマハで電動スクーターを売ってたころにどちらがいいか迷ってた対象。いろんなつらい出来事があった後、ちょっとお金に余裕があったころ、電動スクーターを買おうと思ったらバッテリーの問題で販売中止になってたのを知る。そこでちょうどRealStreamが発売になったタイミングで注文しちゃったわけ。2008年の11月あたりの出来事。取り寄せてもらって1ヶ月ぐらいで納車。いろいろ無駄遣いしてみたかった時期でもあったんだよねw 何があったかもそのうち書いていきたいと思う。(このへんはかなりブルーな記録になると思うけどね。)


正直、電動アシスト自転車に初めて乗ったら

      世界が変わります

興味のある方はぜひ、試乗のできるお店に行ってみることをお勧めしますね。


電動アシスト自転車にもいろんな種類があって、選ぶ基準は人それぞれの生活のしかた次第。RealStreamみたいなタイプも他メーカーからも出てるし、普通のママチャリタイプ、前後に子供を乗せられるタイプ、タイヤ小さめで玄関先にいれたりしやすいものや折りたたみタイプまで。

バッテリーのタイプは現在主流になってるリチウムイオンや、ちょっと前の世代から使われてるニッケル水素。サイズと容量だとリチウムイオンが有利に感じる。ニッケル水素はあんまり大きな容量のものがないけど、走行中や下り坂で充電できる回生充電タイプの自転車はこれを使ってる。細かい補充電を繰り返すにはニッケル水素が合ってるらしいとか。ただこの回生充電は好みの分かれるところで、SANYOのとかは下り坂で充電させることができるけど、これがかなり強力なエンジンブレーキ状態になるみたい。それもある一定の速度(25km/hだったか27km/hあたり)を超えると、発電回路保護の制限のために急にこのエンジンブレーキが切れるらしくて、人によってはかなり怖らしい。回生充電機能はバッテリー容量が少ないタイプばっかりなので、この使い方がとっても重要なテクニックになりそう。

それと変速機について。これはあったほうがいい。シングルスピードのもあるけど、あんまり重いギアにならないわけだから一漕ぎで進める距離は当然短くなる。スピードが上がってくるとものすごい早さで足を回転させなきゃならないわけで、電動アシストされていても汗ばんできそう。ただしお年寄りとか、歩く倍ぐらいのスピードで荷物が積めてシンプルで壊れにくいものがいい人にはシングルスピードも選択肢のひとつだとは思う。
RealStreamは内装8段変速。でも実際は4〜8しか使わない。低速側が低すぎなければ3段とかの車種もいい選択でしょうね。内装変速機と外装変速機があって、これもあくまでも好みで。ゴミ取りなんかの手入れは内装のほうが断然楽。むき出しの歯車が1枚しかないから。内装変速機は、停止しててもギアが変えられて、走りだしたらもう変わってるってのも市街地では便利。ただし走行中の変速のときは一瞬だけペダルの踏み込みを止めてやる必要あり。慣れれば簡単。外装変速機はペダルを普通にこぎながら変速が可能なので、ガンガン走ってタイムを0.1秒でも縮めたい!なんて人は絶対こっち。停止の前にギアを落としておかないと、停止中はレバーやグリップの操作だけの変速はできない。普通のロードとかなら後輪を浮かせて片足でペダル回して変速もできるけど、電動の後ろは重いからね〜。。。なので見た目がシンプルで扱いやすい内装変速のモデルを選んだ。今のところ個人的には大正解。外装変速はきちんとメンテしてないとチェーン外れも起きやすいと思ってる。チェーン外れってのはどうも、自転車によっては癖になりやすい気がしてて、折り畳みの Transit Compact もいろいろいじったけど変速なしのシンプルさにこだわった仕上げで乗ってます。(今度これも写真をのせましょうね。)

実際に買う場合、もし電動アシストに強いお店があればそちらをお勧めします。前にも書いた「アシスト」さんなんか、都内で行ける人にはとってもお勧めです。電動アシスト自転車の専門店だから。普通の自転車に関する知識やテクニック以上に、電動ならではのノウハウもたっぷりあるし、見に行ったときにお客さんとのやりとりも充分にプロだった印象。ヨドバシとかビックカメラでもっと安く買えるかもしれないし、ポイントとかいろいろあると思うけど、量販店との価格差があるとしても1万とか2万ぐらいだと思う。何年も使うものだし、もしかしたら10年超えて使う大切な道具になると考えれば、自分でトラブル対処や情報収集ができないならプロの目を借りるための差額としては十分だと思う。

そんなお店が近くにない場合、自転車の専門店が次のお勧め。ただしお店選びは「人として」の判断も必要だと思うんだよね。オジーが一人でやってるお店とかだと、何をするにも「めんどくせー」が真っ先に見える人もいれば、人情たっぷりでがんばってくれる人もいる。自転車って、部品も普通はそんなに高くないんです。本当に交換すべき状態なら新品交換もいいと思うし、その作業工賃も支払ってあげるべき。専用工具ってのも結構多くて、古いタイプや新しいタイプで何種類もそろえてないとプロとしての仕事はしにくいくらいだから、よっぽどの高額でなければその作業のお金を払うべき。個人の趣味で工具までそろえるなら別だけど、一生のうちで何回使うかわからない工具が増えていくのはオタク的には楽しいもんだけど、はっきり言って無駄なんですw

そんなお店さえも近くにないとか、自分でいじれる自信のある人、だったらとにかく安く買える量販店とか通販で充分でしょう。逆に言うと自分でいりじまくりたい人だとか「ここいじっちゃうと保証対象外だよな〜」なんて人も同じ。はい、そんな人種はよくわかってますねw で、ある程度の専用工具もそろえちゃったりするわけです。実際に自転車の専用工具ってのは安いです。車なんかにくらべたらむちゃくちゃ安いです。桁違いw それで好き放題にいじって乗るのも楽しいもんです。これは電動に限らないと思うし、普通の自転車でも自分でパーツ交換してドレスアップしたりする楽しみもありです。

いずれにしても、もともと機械いじりみたいなものが子供のころから好きだったのもあって自転車でもバイクでも車でも、なんでも自分でできるだけ部品を調達していじったりしてきたからこんな楽しい素材はないんだ。ましてや車なんかとくらべたら費用も安く済む。これは確実にそう。桁違い。車買ったら何したいですか〜?ホイール変えたいよね〜?マフラー変えたいよね〜?ハンドルとかシートも変えたいよね〜?これだけでおそらく30万。安くてね。さらにエアロ変えたりなんだりしてたら軽〜く100万!で、これをいろんな理由つけて正当化しようとするわけ。苦しいよね〜 あとで無理が来るよね〜 それが自転車だとものすごく安く、しかも違いが体でもわかる。車でマフラー変えたって「これは確実にパワーの出方が違う!」って思ったり、思おうとしたり、違うはずだと信じようとしたり、ってのが多い。実際は音が変わって気分が変わるくらいだったと思ってるw もっとも電動アシストだと、普通にロードとかにお金かけてるよりは違いがわかりにくいのがほとんどなんだけどね。それでも安いし、使えば使うほど交通費も浮いて健康にもなっていいことだらけ。リチウムイオンバッテリーの場合、うちのRealStreamだと4Ahバッテリーで22km、8Ahバッテリーで45kmくらいは坂道も含めて楽して移動できてる現状はたいしたもんだと思うな。

コスト的には、バッテリーの充電1回あたり10円程度らしいです。

こんな経緯やら考えがあって、今はこの電動アシスト自転車生活にとっても満足してる。今の時点でこれ以上に楽で満足感のある乗り物はなさそう。これがさらに進化していくのを見ているのも楽しみだし、あえて「エコである!」なんて主張しなくても充分楽しい。こんなに楽して安上がりに動いて、でも天気には左右される生活。明日は天気いいな〜とか、温かいらしいな〜とか、そんなのが楽しみな日常ってちょっと素敵だと感じてる。

ユーザーが増えていくものだと思うので、これから先のマナーやモラルが悪くならないことを心から願う次第であります。
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